デンマーク家具に学ぶ
先日、デンマーク家具ブランド、
Fredericia とMontana のオンラインセミナーに参加しました。
北欧家具の背景にある思想や構造、そしてデザインの魅力を改めて学ぶ、非常に有意義な時間となりました。

■ Fredericia(フレデリシア)|機能美と職人技術
100年以上の歴史を誇るデンマークの歴史ある家具ブランドで、
北欧家具らしい上質で端正なデザインに加え、
細部まで丁寧に仕上げられた職人技術が、その美しさを支えています。

展示されていたシェルフは、9mmという薄い棚板でありながら、
蟻継ぎ構造によってしっかりとした強度を実現。
その佇まいからは、北欧家具ならではの「美しさ」と「機能性」の両立を感じました。
コーア・クリント の思想を受け継ぐ弟子、
ボーエ・モーエンセン によるスパニッシュチェア

人を物に合わせるのではなく、
人の役に立ち、
人を主役にするものを作りたい。
という思想でデザインされてきました。
ボーエ・モーエンセン による
J39 のお話も印象的でした。
(今年の1月に我が家に迎えた一脚です。)

“誰もが手にできる上質な家具”という考えのもと生まれたJ39は、
時代を超えて愛され続けている理由に深く納得。
座面のペーパーコードは、キャンバスやレザーへ変更することもでき、
暮らしに合わせて少しずつ育てていけるのも魅力です。
使い捨てではなく、受け継いでいく家具。
きっとこの椅子は、孫の代まで使い続けられる存在になる——
そんなふうに感じました。
■ Montana(モンタナ)|自由度の高い収納システム

1982年創業のMontanaは、当初わずか3色からスタートしました。
現在では「6060ストレージシステム」として、
36種類のモジュール、4種類の奥行き、そして43色のカラーバリエーションを展開しています。

特徴的なのは、色ごとに最も美しく見える仕上げが施されている点です。
異なる仕上げを組み合わせても調和する設計は、細部へのこだわりを感じさせます。

さらに、背板・棚板・引き出し・取っ手などを自由に選択でき、5.7cmピッチでカスタマイズが可能。
空間や用途に合わせて、無限に近い組み合わせが実現できます。
■ 北欧家具から学ぶ「長く使う」と「楽しむ」価値
今回のセミナーを通して改めて感じたのは、
デンマーク家具に共通する「長く使うこと」と「自由に楽しむこと」という価値観です。
単にデザイン性が高いだけでなく、
時間とともに育て、暮らしに寄り添い続ける存在としての家具。
その考え方は、これからのインテリア提案においても、とても重要な視点だと感じています。
■3 Days of Design
今年6月には、デンマークで開催される3 Days of Design に参加予定です。
現地の街並みや建築、インテリア、そして空気感まで体感し、
よりリアルな北欧の価値観を学んできたいと思います。
今回の学びも活かしながら、
暮らしに寄り添う心地よい空間づくりをご提案しています。
インテリアのご相談もお気軽にお問い合わせください。


