戸建住宅リフォーム事例 

大阪北摂を拠点に活動しているインテリアコーディネーターのJunkoです。
今回は、築20年の戸建住宅(自邸)のリフォーム事例をご紹介します。

間取りは変更せず、住みながら気になっていた箇所をすべて洗い出し、内装プランや造作家具のデザインを行ったうえで、優先順位をつけてリフォームを進めました。

まず一つ目は「床」です。
傷だらけになっていた床に、約7年前にDIYでシートを貼っていましたが、そのシートもさらに傷んできてしまい、年々「床を張り替えたい」という思いが強くなっていました。そこで今回、思い切って床の張り替えを行いました。

我が家にとって床暖房は欠かせない設備のため、今回のリフォームでは床暖房パネルも張り替え、床暖房に対応した「挽板(ひきいた)」のフローリング材を選びました。
挽板とは、無垢材を薄くスライスして表面に貼り合わせたもので、無垢材に近い自然な質感や肌触りを楽しめるのが特徴です。

実際に暮らしてみると、以前の床材はどこかひんやりとした印象でしたが、挽板のフローリングは木の温もりをしっかりと感じられ、空間全体の心地よさがぐっと高まりました。
また、今回選んだオーク材は硬さがあり、傷がつきにくい点も魅力です。
(↓床材、施工中写真。一枚一枚丁寧に張り進めていきます。)

大阪 リフォーム インテリアコーディネーター

やはり、床材は住まいの快適さを大きく左右する大切な要素だと改めて実感しました。

次にご紹介するのは、キッチンのカップボードです。
賃貸時代に購入した約20年前のカップボードと、空いたスペースにDIYで設けたオープン棚を使用していましたが、ゴミ箱が丸見えになってしまうことや、水筒などが生活感あふれていました。
こうした悩みを解消するため、カウンターのカップボードにオープンの収納棚を組み合わせた造作家具デザインをしました。

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カップボードの壁面は名古屋モザイクのディンマ(DIM-02)を採用。薄霧が掛かったような北欧の夜明けをイメージしてプロデュースしたシリーズで、やわらかく上品な雰囲気を空間に与えてくれます。
さらに、タイル壁面は間接照明を設け、やさしく照らすことで陰影が生まれ、より印象的な壁面に仕上がりました。

カップボードの材料のラバーウッド集成材は、ホワイトのオイル仕上げで塗装しました。
取っ手には、上手工作所の「小枝」という真鍮素材のものをセレクトしています。また、カウンターはコストバランスを考慮し、イビケンのメラミン化粧板を採用しました。
このように造作家具はオーダーメイドなので、素材や仕上げ、パーツに至るまで、一つひとつ丁寧に選定しています。

カップボード 取っ手 真鍮 インテリアコーディネート ラバーウッド集成材

今回、カップボードのカウンターの奥行きを約10cmコンパクトにしたことで、カップボードとキッチンの間にゆとりが生まれ、通路幅は約100cmに。背中合わせに2人立ってもぶつかることがなくなり、日常の小さなストレスが軽減されました。

リフォームの一部をご紹介しましたが、他にもお伝えしたいポイントがあります。
次回は、リビングダイニングの収納についてご紹介していきますので、ぜひご覧ください。